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About Mirano Midorikawa

name : 緑川 ミラノ

status : Baby Doll Tokyo主宰者、コスチュームデザイナー、スタイリスト、ミュージックセレクター(DJ)など

2000年より「美と退廃のセレクトショップ」Baby Doll Tokyoを主宰。同ショップのオリジナルブランドのデザイン、セレクトショップのバイヤー、店長を兼務する。Baby Doll Tokyoとは彼女自身が憧れ、夢を描いていたヨーロッパのクラシックなモードの世界。耽美で官能的なビザール・カルチャー、フェティッシュ・ファッションとが融合した「秘密の花園」として誕生する。

緑川は自身の独特な感性とキャラクターでパーティー、イベントなどをオーガナイズ。中でも『No1 CLASSIC 〜愛をうたう〜』は、来場者へのドレスコードやショーの趣向性の高さから口コミで話題となり、ファッション雑誌などにも取り上げられるパーティーに成長。知る人ぞ知るマニアックなパーティーとして、アンダーグラウンドの住人にとどまらず、セレブ、芸能人もチケットを買い求めた。こうした活動からセレブリティー、業界人、芸能人、クリエイターなど幅広い層に交友関係を得る。

​そして、時は折しも日本の「ゴシック・ロリータ」ファッションの創世記、異彩を放つBaby Doll Tokyoと緑川ミラノのファッション、世界観は雑誌、メディアにも多く取り上げられ、ブームの中心的存在として注目を浴びる。

 

2000年当時の日本では入手困難な本格的な海外のコルセットの販売(サイズや仕様などを日本人用にアレンジした別注商品)を始めたのがBaby Doll Tokyoだった。そのコルセットのセレクトは緑川が影響を受けたJean-Paul GAULTIER、Christian Louboutinなどを反映し洗練されたデザインだった。しかし、アジア人の体型とは異なるデザインの輸入コルセットは結果として身体への負担となった。緑川自身、日々の着用により2度の骨折、大人喘息などを経験する。その実体験から、身体への負担が少なく、アジア女性を美しく見せるためのオリジナル・コルセットの開発が始まる。(オリジナル・コルセットのストーリーをもっと知りたい人はコチラ)

 

そしてBaby Doll Tokyo、緑川のオリジナル・コルセットは日本人をベースとし、その体型にマッチした機能や形状、現代のファッション、生活スタイルなどを意識したデザインへとアレンジを続け、遂には世界初となるMade in Japanのアジア女性を美しく見せるコルセットラインを発表する。

コルセット以外にもパリのムーランルージュ、クレイジーホースを彷彿とするようなコスチュームや小間物、本格的なレザー、エナメル素材のアイテムなどもオリジナルブランドとして展開。女優、アーティストなどを担当するスタイリスト、美術担当者からのオーダーも増え始め、いつしか緑川自身もアーティスト、ミュージシャンのステージ衣装などのデザイン、映画のプロップデザインなどを手がけるようなる。

また、2012年には人気下着ブランド「Peach John」とのコラボ​ライン「BABY JOHN TOKYO」を発表。その代表を務める。2016年にはセレクトショップの老舗「BEAMS」が企画する「BEAMS TEAM JAPAN」プロジェクトにも緑川ミラノとして選出。「BEAMS」「吉田カバン」とのコラボ商品などを発表する。

コスチュームデザイナーとしては、LADY GAGAの来日時のステージ衣装のデザインを手がけた実績もあり、緑川のファッション、カルチャー、アートの知識と独自のセンスで、他にも数多くのセレブ、芸能人、映画、イベントなどのコスチュームデザイン、衣装製作を手がけている。

現在はBaby Doll Tokyoの仕事に加え、衣装デザイン、スタイリスト、専門的な知識を生かしたコメンテイターなどの業務を担当しています。今後はファッション、カルチャーの枠にとらわれず飲食店などの企画、プロデュースなどの業務にも、積極的に緑川ミラノの感性や経験を生かしていきたいと考えている。

​※下のギャラリーは「白矢印(>)」をクリックで進みます。直接画像をクリックするとイメージや動画や拡大して閲覧いただくことができます。

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 Mirano Midorikawa 2007)

Little Black Corset

「Little Black Dress」(以後LBD)をご存知ですか?

「シンプルな膝丈の黒いワンピース」を指す言葉で、ファッション好きには馴染みがあると思います。

1926年にココ・シャネルがLBDを発表しました。

当時の慣例では、黒い服装といえば死者への哀悼を表す装束を意味しており、ファッションとして黒いドレス着る習慣はありませんでした。しかし、ココ・シャネルはVogue誌でシンプルな黒一色のドロップウエストのドレスを発表しました。するとそれは当時の女性たちにブームを巻き起こし、20年代の「It's Dress」として一世を風靡するのでした。黒いドレスは汚れを目立たせず、アクセサリーとの相性も抜群でその魅力を引き立たせます。ココ・シャネルが定義していた機能性を兼ね備えたドレスがLBDなのです。

以来LBDは、女性の装いの解放と現代化の象徴として定着しました。

私は映画の世界観やファッションに強い影響を受けました。特にルキノ・ヴィスコンティ監督の作品や、ハマーフィルムの吸血鬼作品、ハリウッドの「That's Entertainment」などです。それらの映画を彩る銀幕のスター女優たちも、こぞってLBDを着こなしていました。

その姿は、今、見ても色あせることなく、逆に私たちに斬新なインスピレーションを与えてくれます。女性のあり方や美しさを伝えてくれるミューズ達。その揺るぎのない美しさを演出してくれるLBD。

私はココ・シャネルの精神、LBDに強い感銘を受け、「シンプルな黒のコルセット」にこだわり、Little Black Corset(小さな黒いコルセット)として提案し続けています。

Baby Doll Tokyoのショート・コルセットは、気品ある女性の美しさを引き立てます。そして艶のある黒い色は最大限にくびれの引き締めを演出してくれるのです。まさに女性の望みを叶える機能的でおしゃれなコルセット、これがMade in Japn Quality、Baby Doll TokyoのLittle Black Corsetなのです。

是非一度、Baby Doll TokyoのLittle Black Corsetをお試しください。
貴女にはその違いがわかるはずです。

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