How to wear a Corset
コルセットを安全にお楽しみいただくために
コルセットを楽しんでいただくために一番重要なことは「きつく締めすぎない」ことです。
これはごく当たり前なことですが、しばしば起こる問題です。
人は誰しも「より美しくありたい」と望むものです。しかし、身体に負担をかけるファッションは、時に取り返しのつかない事故や後遺症を残すことになります。コルセットの文化、歴史にもこのことがあります。ヴィクトリア朝時代には死亡事故も起きたほどでした。
現代ではコルセットの素材や仕組みも進歩し、過度な「くびれ」を作る風習も無くなりました。しかしながら「もう少し、、、」という思いからの事故の話しは相変わらず耳にします。
Baby Doll Tokyoのコルセットは、緑川ミラノ自身が経験した日本人の体型に合わないコルセットを締めた経験、長時間(1日の中での)、長期間の着用を続けた経験と失敗から、日本人の体型や骨格に考慮し、身体に負担をかけすぎないをコンセプトに開発されたコルセットです。(オリジナル・コルセットのストーリーはこちら)
コルセットやファッションを楽しんでいく上で、自分の身体に無理をさせすぎないことが最も重要と考えます。コルセットの場合には、締めることに慣れるまでは「少しずつ」身体や自分自身が慣れることが大切です。
コルセットをした状態で「立ったり、座ったり」、少し「前かがみ」になってみたりして、身体に過度の負担をかけすぎていないか、必ず確認するようにしてください。「頭痛」「息切れ」「吐き気」など長時間の着用を続けた際には、気にするようにしてください。そして、少しでもそう感じた際にはコルセットを緩めるか、外すようにしてください。無理をしすぎると、血行不良による失神などを起こす場合があります。
何事も自己責任です。「ほどほど」にを心がけるのが淑女の嗜みです。
コルセットのメンテナンスについて
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クリーニングの際には、お持ちのコルセットを直接お店の方に見せてご相談ください。
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ホームクリーニングの場合は下記をご参考くださいませ。(注意:脱水はNG です)
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洗面器にぬるま湯を入れて下さい。
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『デリケート用洗剤』を各メーカーの指定量を入れて、ぬるま湯に溶かして下さい。
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皮脂汚れがある場合⇒絞ったタオルor 洗濯用ブラシで、汚れを取り除いてください。
無い場合にはつけ置き「5分」、その後 ふり洗いを行ってください。 -
十分にすすぎを行ってください。
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バスク(前の金具)とハトメ(後ろ編み上げの部分)は金属部品で錆びやすいので、干す前に必ずタオルドライを行うように注意してください。
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干す時には、パンツ・ハンガーに吊るし、陰干ししてください。
パンツハンガーのクリップに挟む時には、クリップの痕が付かないよう「あて布」を挟むなどすることをお勧めします。
※「臭い」が気になる人は着用後、コルセットの裏から「衣類用消臭スプレー」などの消臭、抗菌材を使用してください。その後、パンツ・ハンガーに吊るし、陰干ししてください。
